8月 18, 2026
バーサVSフルヴィア
ノシアス共和国ジモーネはアームストン大公マオに 敗北した後、軍事中央庁にある軍事院の療養施設にて治療を受けていた。 ジモーネは全身にマオの斬撃を受け一時は意識を失っていたが すっかり容態は回復し安定していた。 途中から救援に駆け付けた 軍事院フルヴィアはジモーネの看病をして…
Royal Archive
8月 18, 2026
ノシアス共和国ジモーネはアームストン大公マオに 敗北した後、軍事中央庁にある軍事院の療養施設にて治療を受けていた。 ジモーネは全身にマオの斬撃を受け一時は意識を失っていたが すっかり容態は回復し安定していた。 途中から救援に駆け付けた 軍事院フルヴィアはジモーネの看病をして…
8月 18, 2026
独立国ソシリアの南部にある街で、今日もパニーニは暴れていた。 街の広場には、彼女によって数人の住人が正座させられている。 父親、母親、そして小さな娘の3人家族のようだ。 パニーニは家族を見下しながら、ゆっくりと品定めをするようにその周囲を歩き回る。 「お前たち……自分が何の…
8月 18, 2026
バーサはフルヴィアに対して剣を振り上げて構えた。 「ははは。・・・フルヴィア・・・悪く思うなよ。 今の私は自制できない・・・。」 「う・・・」 フルヴィアは苦悶の表情を浮かべてバーサを見ている。 「その眼・・・私と剣を競い合ってきたジモーネ。 同じノシアス軍隊の同期なのに・…
8月 18, 2026
「興味がある」と、アンシェリークはシグネの家まで付いて行った。 シグネは特に気にする様子もなく、彼女を客人のように迎え入れた。 集落から離れた場所にある一階建ての平屋。それがシグネの家だった。 庭には使い古された農作器具が転がっており、 普段はそれらに囲まれて生活しているよ…
8月 18, 2026
マーリャンの広大な荒野でアーナンヤは暇していた。 アーナンヤ族が縄張りにしているエリアは ちょいちょい軍国アストマのジャンナという女が 攻撃を仕掛けてきていたが 最近はその攻撃が止んでいた。 何があったか知らないがアーナンヤにしてみれば 遊びの材料が一つ無くなってしまった事…
8月 18, 2026
アロンドラは、魔都市スペルニアがあると思われる島の 周囲を流れる川に沿って歩いていた。 やがて、島へと陸続きになっている開けた場所を見つけ、そこから足を踏み入れようとした。 ゴンッ! 「いたっ!」 アロンドラは思いきり何かにぶつかった。 目の前には何もないはずなのに、確かに…
8月 18, 2026
ダージュ国の北門を抜け、緩衝地帯へと続く荒野。 外界の「不浄」から守り続けてきた巨大な防壁が、 今はただの灰色の石塊として聳え立っていた。 ハル・ブリーゼマイスターは、愛馬の歩みを止めた。 風の音が違う。壁の中の温い風とは違い、ここは壁の外。 大地も木々も小鳥のさえずりさえ…
8月 18, 2026
アル・イルミンスール連邦とエル・ユグドラシル連邦の国境付近では、争いが激化の一途をたどっていた。 中でも南部の国境地帯は、 アル・イルミンスール連邦の『炎の将』イグニスが進軍を進めるエリアであり、 いつしか『イグニスゾーン』と呼ばれるほどの熾烈な戦場と化していた。 当然、そ…
8月 18, 2026
オリハルトの田舎町を襲撃したあと モデスタは山林の奥深くに入っていった。 オリハルトとコーネリアの国境付近。 地元では厄災の森と言われるほど自然災害が 頻発するエリアである。 モデスタは王国の追っ手から身を潜めるために 森に入ったのではない。 モデスタには分かっていた。 追…
8月 18, 2026
鬱蒼とした木々が視界を遮る、 ヴァイスパとシルクスの国境地帯。 アームストン王国大公のクロード・ギヴァルシュと、 彼女が直々に選抜した精鋭の騎士たちが 同国アレクサンドラの依頼により進出していた。 だが、今の彼らは森の中で翻弄されていた。 「くそっ! どこだ! どこから来る…